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♪音楽に寄せて♪

ベートーヴェン生誕250年

ブログ:ベートーヴェン生誕250年
音楽室でよく見かけるベートーヴェンの肖像画です。
とても険しい表情ですが、私は、最近、ベートーヴェンのピアノソナタを弾きながら「とっても優しい人なんだなぁ・・」と感じます。

2020年は、ベートーヴェン(1770〜1827)の生誕250年祭です。
世界中がこんな混乱の中になければ、きっと今の時期は、あちこちのホールで第九(交響曲第9番)が演奏されていたことでしょう。
 
ベートーヴェンさん、昨日、12月16日が、お誕生日でした!🎂
(一日遅れになってしまいましたがお祝いを🥂)

 
生誕250年にあたり、テレビ番組や音楽雑誌などでベートーヴェン特集も組まれていますね。
音楽之友社が運営しているWebマガジン内のベートーヴェン特集は、盛りだくさんで楽しめます。
たくさんのベートーヴェン作品の音源も充実しています。
ontomo-magで検索してみてください。
 

日頃のレッスンでは、生徒の皆さんに、レッスンしている曲の作曲家についてもお話します。
「どこの国の作曲家であるか」については、必ず触れるようにしています。
 
レッスン室には、世界地図を貼っているので、「どこの国の作曲家でしょうか?」の質問には、低学年の生徒さんでも、世界地図を見ながら一生懸命に答えてくれます。
それぞれの国の文化や美味しいものをお話しするのも盛り上がります!
🇮🇹🍕🇫🇷🥐🇩🇪⚽️🇷🇺🪆🇦🇹⛰
 
 
歴史の勉強を始めている生徒の皆さんには、「いつ頃の時代の作曲家か?」についてもお話しします。
そして、「その時の日本は何時代かな?」と質問します。 
「ベートーヴェンは、だいたい日本の何時代の人でしょうか?」という質問に、「平安時代!」と答えた中学生も‥😅
 
クラッシックの音楽は相当古いものと思っている方が多いですね。
 
ベートーヴェンが生きた時代は、日本では、江戸時代中期から後期となります。
徳川11代将軍の家斉が1773年生まれです。
杉田玄白が「解体新書」を翻訳し、伊能忠敬が地図を作成していた頃です。
 
そのころ世界では・・・🌎
中国は「清」の時代、
フランスでは1774年にルイ16世が即位し、
アメリカでは1775年に独立戦争が始まります。

 
ピアノのレッスンを長く続けると、いろいろな作曲家の作品に出会います。
ピアノを弾きながら、歴史や地理の知識を広げていくのも楽しいものです。📚
 
今日は、ちょっと音楽の授業のようなブログになりました。👩‍🏫
 

 
2020年12月17日 07:00

発表会効果✨・・・「100回の練習よりも1回のステージ!」

ブログ:発表会効果・・・掲載写真_コピー
今日も、クリスマスの飾りのお写真から。🎄

大人になっても、クリスマス・シーズンはウキウキしますね。🎁

 
発表会を終えてからのレッスン、今年は、さらにやる気が増している生徒さんが多いです!
発表会効果と思われます。✨
 
 
どなたの名言なのかは不明ですが、
昔から音楽界やバレエ界では、
 
「100回の練習よりも1回のステージ!」
 
と言われます。
ステージでの経験こそが、それぞれの力を大きく伸ばすことを表していますね。


例年ですと、発表会後は、しばらくのんびりしてしまうお子さんも現れる時期ですが、今年はみんな、やる気満々!💪
きっと、皆さんそれぞれ大きな達成感があったのではないかと思います。

 
そして、何よりも、ステージでの演奏を、ご家族の皆さまに聴いていただき、たくさん褒めていただいたことが、大きな励みになっていると感じています。
 
ご家族の皆さまのあたたかい見守り、励まし、お褒めの言葉ほど、子どもたちのやる気スイッチをONにするものはありません。
日々のお家での練習に、ぜひ、あたたかい「ことばかけ」をお願いいたします。
 
「その曲、いい曲だね〜♡」
「上手になったね〜♡」
「発表会の曲、もう一回聴きたいなぁ〜♡」
などなど、リクエストもぜひ!
 
 
間違っても
「まだその曲弾いてるのー?」
「何年ピアノやってるのー?」
などは控えましょう!🙊
 
大好きな家族が、自分の演奏に関心をもって聴いていてくれること、そして、周りの人たちに自分の演奏を喜んでもらえることほど、嬉しいことはないと思います。


そして、私からは・・・

「🎹あゆみ🎹 発表会よくできました!」
カードを
賞状風に作ってお渡ししました。

ブログ:表会効果・・・賞状_コピー 

皆さんの練習の励みになることを願って、カードには、それぞれの演奏の講評と今後の目標を書きました。

今年は、感染症予防のため、皆さんにピアノコンクールへの参加をお勧めしませんでしたので(中止になったり、オンライン審査になったコンクールも多いです。)コンクールでいただく講評のように、日々の練習の参考になるような内容としました。 
 
今後のレッスンの進め方、教本について等とともに、中高校生には、具体的な練習の方法や練習のポイントも。
お家での練習の参考にしてほしいと思います。


これからの季節⛄️、あたたかいお部屋で、ゆったりとピアノを弾くと、心もぽかぽかしてきます。☼
クリスマスソングを弾くのも良いですね。 

生徒の皆さんはもちろん、このブログを読んでくださっている卒業生の皆さんも、ぜひ、ピアノを弾く時間を楽しみましょう!🍀


 
 
2020年12月07日 07:00

ピアノとスポーツ①・・・サッカー編

音楽とスポーツ クリスマスの飾り_コピー

早くも、今日から12月ですね。
お玄関にもクリスマスの飾り付けをしました。🎄
 
さて、今日は、9月頃にご紹介しよう!と用意していたテーマです。
 
ピアノとスポーツ、一見かけ離れた分野に見えますが、意外にも共通する点がたくさんあります。
おそらく、今後、同じテーマでつづきを書く機会がありそうなので、①をつけました。🤗
こう見えて、スポーツ大好きです!


音楽、数学、建築など異なる分野の知見をスポーツ技術に応用し、
サッカーのオリジナル・メソッドを作り上げた中西哲生さんをご存じでしょうか?
久保選手や長友選手のパーソナルコーチを務めていた方です。
  
今回は、中西さんの講座をご紹介したいと思います。
 
⚽️中西哲生の哲GAKU 第1回
「中西メソッド×ミュージシャンを科学する」
https://www.ginzasonypark.jp/program/011/tetsugaku_011.html
 
 
第1回は、演奏科学の研究者、古屋晋一先生との対談でした。
(9月14日にライブ配信されました。)
 
古屋先生は、東京音大でも講師をされていて、私の娘も「音楽演奏科学」の講義を受けていました。
音大生のピアノを弾く筋肉量の測定にも協力させていただいています。
(私も測ってみたいものです。)

測定の時には、演奏時の首の位置をご指摘いただき、とても参考になったとのこと。
柔らかい関西弁で、おしゃれな古屋先生は、学生からも人気があります! 

「スポーツ科学」に比べて、日本では認知されるのが遅かったと思いますが、「音楽演奏科学」の分野はとても興味深いです。


音楽とスポーツ 演奏科学の本_コピー_コピー 
古屋先生の著書と訳本いろいろ📚
 
 
 
新井音楽教室には、ピアノのレッスンとともに、サッカー⚽️や野球⚾️のチームに入って活躍するお友だち、
運動部で頑張っている中高校生がたくさんいます。🏀🏐🏓🎾
考えてみたら、中高校生の在籍生徒さん、全員運動部でした。
みんな、たくましい!💪
 
 
少し難しい言葉も出てきますが、ピアノもスポーツも得意な生徒の皆さんには、興味深いお話と思います。
 
  
ピアノも、スポーツも、
「身体を最適化」して
「理想のパフォーマンスを自分の記憶に録画して」
どんどん上手くなりますように。🍀
 
 
 

 

2020年12月01日 07:00

レッスンのひとこま①

レッスンのひとこま①音楽用語_コピー


dolce ・・・イタリア語で「甘く」という意味、甘いお菓子を表す。🍰
イタリアン・レストランのメニューにも「ドルチェ」とありますね。
音楽用語では「やさしく」、「やわらかく」

 

私がレッスンで大切にしていることの一つに、
「生徒のみなさんがのびのびと、心を開いてピアノを弾くことができる空間づくり」
があります。
 
心を開いて、心身ともに自由である時こそ、 
生き生きとしたリズムが生まれ、多彩な音色が生まれ、豊かな響きが広がり、人の心に届く演奏になると思うからです。✨
 
もともと私のキャラクターが、のほほんと・・、いえ、ほんわかしているせいか、みなさん、レッスン室ではとってものびのびしています!
 
平日の子どもたちは、幼稚園や学校での一日を終えて、さあ今度はピアノのレッスン!と駆けつけてくれます。
ご挨拶をしながら、今日は元気かな?いいことあったかな?ママに怒られてから来たかな?・・・
毎週お会いしていると、その日の様子はけっこうわかるものです。
 
「今日の給食おいしかったよ!」報告🍽
「昨日、歯が抜けたよ!」報告🦷
「風邪をひいていて、今週はあんまり練習できなかった」報告😞など、
まずは、みんなのお話を聞いて(その日のテンションを確認できます)からピアノのレッスンへと導入し、気持ちを切り替えて音楽に集中していくようにレッスンを進めます。
 
レッスンでは、生徒の皆さんに、たくさんの問いかけをします。
「この曲の曲名はなに?どんな意味かな?」
「何拍子?調性は?」
「どんな速さで弾いたらよいかな?」
「この曲のいちばんすきなところはどこ?」
「そこは、どんな音で弾いたら素敵かな?」
「最後の音は、どんなふうに終わったらいいと思う?」
時には
「先生はどんなふうに弾きたい?」
と質問で返されこともあります。😊
そんな時は、世界一きれいな音を心がけて、弾いて示します。
(世界一きれいな音で弾いてみて♡←私がよく使う言葉です)
問いかけて、一緒に考えて、いろいろな弾き方を試しながら曲を仕上げていきます。
心が開かれている時の子どもたちの発想はとても豊かで、創造的です。私もワクワクします!
 

🎹そんなレッスンの中で、子どもたちの名言、迷言がたーくさん生まれます。
 
とっても楽しくて、ほっこりするので♡、これから、少しずつご紹介していきたいと思います。
まずは、先週のレッスンのひとこまを。🍀
 
 
小学校低学年の女の子のレッスン。
楽譜に表情記号の「dolce」が書いてありました。
以前にも説明したことがあったので、


「dolceはどんな意味だったかな?」
と質問したところ、、、

 
🙋‍♀️「香水!」

 
「ん???なんで???」

 
🙋‍♀️「ドルチェ・ガッバーナは香水だよ。
🎵君のドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ〜」

 
さすが、紅白出場歌手の歌です!
小学生にも浸透していました。☺
 
 
 



 

2020年11月23日 08:00

発表会 2020.11.3・・・その3

発表会ラデッキー行進曲指揮棒_コピー


今年の発表会、フィナーレは、会場の皆さんにもご参加いただき「ラデッキー行進曲」を演奏しました。
ウィーンフィルによる「ニューイヤーコンサート」のフィナーレで演奏される定番の曲です。
毎年、元日にウィーン楽友協会ホールから、世界中に生中継されますね。

 
新井音楽教室の発表会は、これまで、プログラムの第2部に、生徒の皆さん全員で作り上げる「アンサンブルのステージ」をご披露するのが恒例でした。
昨年は「サウンド・オブ・ミュージック」、一昨年は「動物の謝肉祭」、その前は「ヘンゼルとグレーテル」を演奏しました。
今年はプログラムを縮小しての開催であったため、残念ながら、アンサンブルのステージも、卒業生の演奏、講師演奏も行いませんでした。

そこで、今回は、出演者も会場の皆さまも全員で音楽を共有できるフィナーレを・・・と、企画しました。
ウィーンフィルの代わりに?!演奏は私と娘のピアノ連弾、会場の皆さまには手拍子でご参加いただきました。

そして、指揮者は・・・「やってみたい!」生徒さんを募集したところ、なんと7名の女性指揮者が誕生しました。✨

発表会フィナーレ_コピー

事前に音源に合わせて指揮をする動画を送ったところ、みんなお家で練習していたようです。

普段のレッスンでも、拍子を確認する時に指揮をしながらメロディーを歌う活動を取り入れているので、生徒の皆さんは全員ができるはずです。

力強く振るところ、やさしく振るところ、指揮棒からしっかりと伝わってきました!


指揮者の皆さんには、指揮棒を手作りしてプレゼントしました。
本物の指揮棒は意外に鋭利ですし、子どもたちが振るには長すぎます。
安全で、持ちやすく、安定する重さの指揮棒を作る材料を100円ショップで探しました。

指揮棒の材料_コピー

指揮棒の材料は、お箸と、お弁当用のお醤油入れ(タレビンと書いてあります。)、紙粘土です。お醤油入れに紙粘土を詰めて固定しました。

指揮棒の作り方②_コピー_コピー
この持ち手の部分のほど良い重さが手にフィットして、安定性もあり、なかなかの振り心地でした。☺

 
発表会後、一週間のお疲れ様休みが終わり、昨日から通常のレッスンが始まっています。
ステージでの演奏を経験すると、子どもたちはぐんぐん上達するものです。
一回一回のレッスンを大切に、楽しみながら、充実した内容のレッスンをしてまいりたいと思います。

来年は、何の心配もせずに、みんなで集まって発表会ができますように。🍀

2020年11月12日 07:00

発表会 2020.11.3・・・その2

新井音楽教室の発表会では、例年、プログラムの一番最後に、出演者全員の集合写真を撮影していただくのが慣例です。
 
でも、今年は残念ながら、集合写真も難しいご時世になってしまいました。
そこで考えた新しいスタイル!

「集合しない写真」です。

学年ごとに、または年齢の近い少人数のグループに分けて「集合しない写真」を撮影しました。

 
スタッフが舞台袖から撮影した写真があります。
小学1年生8名のグループの撮影シーンです。

この1年生メンバー、それぞれに自分の世界を持っていて表現力も豊か、とても活発なお子さんたちです。

 
①まずは、マスクをつけたまま並びます。
発表会1年生写真撮影①_コピー 
(事前に立ち位置を決めて、お知らせしておきました。今年は、生徒の皆さんは舞台裏を使わずに、ステージ左右に取り付けた階段を使ってステージに上がりました。)


②写真撮影の直前にマスクを外して、足元においた小さな箱に入れます。
発表会1年生写真撮影②_コピー

 
③マスクなしの笑顔で撮影!
発表会1年生写真撮影③_コピー
(撮影後、速やかにまたマスクを着けます。)

マスクを着けたり、外したり、面倒なことに嫌な顔もせずに、さささっとできる一年生は偉い!と本当に感心しました。
「みんな偉いね。ちゃ〜んとマスクをたたんでお箱に入れて。ほんとに偉いわ!」という私のつぶやきが、しっかりとビデオに録画されていました。😅
 
何より驚いたことは、マスクを外した時、誰一人一言もおしゃべりしなかったことです。
感心しながらも、みんなお利口にマスク生活を受け入れている健気さに、切なさも感じました。

子どもたちがのびのびと何の心配もなく過ごせる日々が、一刻も早く戻ることを願わずにはいられません。🍀
 
 
すでに、写真屋さんからお写真が届いています。
みんな、とっても素敵な笑顔でした!
久しぶりにマスクなしの皆さんの笑顔を見ることができて、とても嬉しいです。
一つのことをやり遂げたあとの子どもたちの清々しい表情ほど、素敵なものはないと思います。
 
 
様々な制限のある生活であっても、子どもたちは心身ともに大きく成長しています。
大人にとっての一年と、子どもたちにとっての一年には大きな違いがあります。
年に一度の発表会は、そんな子どもたちの成長をみんなであたたかく見守り、みんなで喜び合う場であってほしいと願って開催してまいりました。
 
今年は入場者数を制限し、ご家族のみのご来場であったにもかかわらず、子どもたちの演奏に向けられる会場の拍手がとても大きく響いていました。
グループごとの写真撮影では、撮影が終わるたびに、会場からまた大きな拍手が沸き起こりました。
これには、とても感動しました。
 
子どもたちをみんなで見守り、大きな拍手で応援してくださる保護者の皆さまのあたたかさを、ひときわ感じる空間でした。
心から感謝いたします。🍀



その3につづく・・・
2020年11月10日 08:00

発表会 2020.11.3・・・その1

発表会の花束 2020.11.3

11月3日に、発表会を開催いたしました。
生徒の皆さんからいただいた大きな花束を飾りました。
💐家中、お花の良い香りに包まれています。
  
今年の発表会は、出来る限りの感染予防対策をおこないつつ、ステージでは、生徒の皆さんがのびのびと心を解放して演奏できるように、例年にも増して、あたたかい雰囲気づくりを心がけました。
年に一回の発表会、様々な不安を忘れて、みんなで一緒に音楽を心から楽しんでほしい‥、とにかく子どもたちを楽しませてあげたい!と強く思いました。
 
今年度、幼稚園、小学校ではステージで何かを発表するような行事がほとんど行われていない様子です。
ステージに立つことが久しぶりの子どもたちは、いつもより緊張するかも‥と想像し、プログラムに入る前に、オープニングの演奏を入れて、ステージの雰囲気をあたためよう!と考えました。
 
今では何かと私の力になってくれる娘に連弾での演奏を相談し、きれいな音で、夢の世界に誘うような始まりで、聴いているうちに心がウキウキしてくるようなオープニングを!とイメージして「夢の国」の曲に決定。
二人で連弾を合わせながらメドレーにアレンジしました。
(この演奏は、今後、生徒専用ページ「トゥッティ」に動画をアップする予定です。)
 
🎵『ピノキオ』から 「Little Wooden Head 〜かわいい木の坊や」
🎵「When You Wish Upon a Star〜星に願いを」
🎵「エレクトリカルパレード」
 照明も少しずつ明るく、場面の転換ではウィンドチャイムの音も入れて‥と、演奏している私たちもウキウキしました!
2020発表会オープニング 
「Little Wooden Head」と「When You Wish Upon a Star」、この二曲は、歌の歌詞が優しさにあふれています。
歌詞を読むと、心があたたかくなります。

 
オープニングのお話しはさておき、生徒の皆さんの演奏は、それぞれとっても素敵な演奏でした。
 
舞台袖から皆さんをステージに送り出し、緊張しながらも一人で歩き出していく後ろ姿はとても頼もしく、毎年のことながら大きな感動があります。
 
ただ単に楽譜どおりに弾くことにとどまらず、それぞれが自分の音楽を表現するというレベルで演奏できていたこと、素晴らしかったです。
皆さんの演奏を誇りに思います。🍀


 
その2につづく・・・

 (発表会のプログラムとお写真は、準備が整い次第、ホームページ内「教室のあゆみ 発表会の記録」に掲載いたします。お楽しみに!)

 

2020年11月09日 08:00

音楽の力・・・クレモナのヴァイオリン

横山令奈さん クレモナのヴァイオリン

新井音楽教室では、11月3日に発表会をおこないます。
感染予防対策を徹底しての開催です。今年度は、生徒の皆さんのご家族のみご来場可能とさせていただきます。
いろいろ制約はありますが、みんなが笑顔で楽しめる発表会にしたいと思います!☺

発表会の開催か延期かについては悩みに悩みました。
教室の運営についてどうするべきか迷う時は、「生徒のみなさんにとって一番良いことは何か?」を考えるようにしています。

それにしても今年はいろいろと考えることが多いですね。
きっと日本中の、世界中の人々が「今、自分はどう行動するべきか?」を考えているのではないでしょうか?

ふりかえれば、3月の学校の一斉休校でピアノのレッスンも休講とし、オンラインレッスンへ切り替えたり、発表会の開催は・・・と、
私も「今、何をするべきか?、どう行動するべきか?」考え続ける日々です。


そんな時、私が心の底から勇気づけられた音楽があります。
イタリア北部のクレモナ在住のヴァイオリニスト横山令奈さんの演奏です。(ブログトップの写真)クレモナの病院の屋上で演奏された映像は、ニュースや情報番組でも取り上げられていましたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?4月16日の演奏ですが、私は今も繰り返し聴いています。

https://www.youtube.com/watch?v=af1c_zEemvQ

横山さんのヴァイオリンの力強い音色、まっすぐに語りかけてくる演奏に、何度聴いても胸がいっぱいになります。
映像の曲は、エンニオ・モリコーネ作曲「ガブリエルのオーボエ」です。映画「ミッション」の曲で、フィギュアスケートでもよく使われます。
もともとは、独奏オーボエとオーケストラの曲ですが、ヴァイオリンでの演奏も心に沁みます。

「演奏中の映像はクレモナ周辺の病院のための寄付を募るプロモーションビデオに使うため、普段通りのコンサートに近い形で演奏してほしい。愛や情熱を表す赤いドレスを着てほしい」と病院側からのリクエストがあったとのこと。
横山さんは、「医療従事者への感謝と、患者たちが再び音楽や芸術を楽しめる日が来るよう祈りを込めて演奏した。」とコメントしています。
ストラディヴァリウスをはじめ由緒ある楽器が作られた歴史ある街で、日本人女性が活躍していることも素晴らしく、勇気づけられます。


考えても答えが出ないとき、考えすぎて疲れたとき、美しい音楽を聴くと心がスーッと楽になります。
私が、音楽の力を実感するときです。
 

2020年10月05日 07:00

ピアノと呼吸・・・深呼吸しましょう!

ピアノと呼吸 ジャスミンの花
お庭にジャスミンの花が咲いています。アラビアンジャスミンという品種で、甘くていい香りがします。
朝、お花に水をあげる時はマスクをはずして、秋のきれいな空の下で深呼吸をします。
とても清々しい気持ちになります。


先日、都内のホールで声楽のコンクールの伴奏をさせていただきました。
(無事、本選へ!)
「新しい生活様式」の推奨により、クラッシックの演奏会は、ホール使用の規制が緩和傾向にあります。
この日も、検温と手指の消毒後、ステージではマスクをはずして演奏することができました。

今回は、ソプラノさんの伴奏でした。
ソプラノさんのおそばでピアノを弾きながら、気がついたことがあります!

「深い呼吸の大切さ」です。

クラッシックの声楽家は、大きなホールいっぱいに声を響かせる呼吸法を身につけています。
ソプラノさんの深い呼吸に合わせてピアノを弾くと、こちらも自然に深い呼吸となり、心地よく音楽が流れました。


🎹ピアノを弾く時の呼吸はとても大切です。

コロナ対策のため、レッスンでは生徒のみなさんにマスクの着用をお願いしています。
マスクをつけてピアノを弾くと、どうしても呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなると、身体が緊張して力みが出るため、演奏がコンパクトになってしまいます。
長い曲を弾いた後、「あ~、息が苦しい~~」と、マスクをびよ~んと引っ張る生徒さんも多いです。^^;
レッスンでは、みなさんの演奏中の呼吸や身体の状態も、気をつけて見ていきたいと思います。
(ピアノと呼吸については、これからも記事にしていく予定です。)


日々の暮らしにおいても、長期のマスク生活で、みなさん呼吸が浅くなっていませんか?
そんな時は、深呼吸をおすすめします。

自律神経が安定し、リラックス効果、血流アップ、免疫力アップ効果もあるそうです。
手軽にリフレッシュできますね。

深呼吸、どうぞお試しあれ・・・。🍀
2020年09月18日 10:00

ブログ ♪音楽に寄せて♪ はじめました!

ブログ♪音楽に寄せて♪をはじめました!
ピアノのこと、音楽のお話しなど少しずつ書いてみようと思います。
日々のレッスンのことや音楽以外のお話しもするかも・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

ブログのタイトルの♪音楽に寄せて♪は、オーストリアの作曲家、シューベルト(1797-1828)作曲の歌曲「An die Musik」の日本語訳です。
シューベルトの友人のフランツ・フォン・ショーバーの詩です。
「楽に寄す」という訳も多いですね。

音楽のすばらしさを讃え、音楽への感謝を表している詩です。
私の大好きな歌曲の一つです。
https://youtu.be/tgnUvzKVGrM

生徒のみなさんから「先生はどんな曲が好きですか?」と、よく質問されます。
好きな曲はたーくさんあるので、これから少しずつご紹介していきますね。
お楽しみに!

2020年08月31日 09:00

新井音楽教室

教室概要

所在地
〒351-0011
埼玉県朝霞市本町1-38-38
電話番号
048-465-8978
レッスン時間
月曜日~金曜日
14:00~22:00
大人の方は平日の午前中もレッスン可能
土曜日
9:00~12:00
14:00~22:00
定休日
日曜・祝日

教室概要はこちら

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