発表会 2020.11.3・・・その3
今年の発表会、フィナーレは、会場の皆さんにもご参加いただき「ラデッキー行進曲」を演奏しました。
ウィーンフィルによる「ニューイヤーコンサート」のフィナーレで演奏される定番の曲です。
毎年、元日にウィーン楽友協会ホールから、世界中に生中継されますね。
新井音楽教室の発表会は、これまで、プログラムの第2部に、生徒の皆さん全員で作り上げる「アンサンブルのステージ」をご披露するのが恒例でした。
昨年は「サウンド・オブ・ミュージック」、一昨年は「動物の謝肉祭」、その前は「ヘンゼルとグレーテル」を演奏しました。
今年はプログラムを縮小しての開催であったため、残念ながら、アンサンブルのステージも、卒業生の演奏、講師演奏も行いませんでした。
そこで、今回は、出演者も会場の皆さまも全員で音楽を共有できるフィナーレを・・・と、企画しました。
ウィーンフィルの代わりに?!演奏は私と娘のピアノ連弾、会場の皆さまには手拍子でご参加いただきました。
そして、指揮者は・・・「やってみたい!」生徒さんを募集したところ、なんと7名の女性指揮者が誕生しました。✨
事前に音源に合わせて指揮をする動画を送ったところ、みんなお家で練習していたようです。
普段のレッスンでも、拍子を確認する時に指揮をしながらメロディーを歌う活動を取り入れているので、生徒の皆さんは全員ができるはずです。
力強く振るところ、やさしく振るところ、指揮棒からしっかりと伝わってきました!
指揮者の皆さんには、指揮棒を手作りしてプレゼントしました。
本物の指揮棒は意外に鋭利ですし、子どもたちが振るには長すぎます。
安全で、持ちやすく、安定する重さの指揮棒を作る材料を100円ショップで探しました。
指揮棒の材料は、お箸と、お弁当用のお醤油入れ(タレビンと書いてあります。)、紙粘土です。お醤油入れに紙粘土を詰めて固定しました。
この持ち手の部分のほど良い重さが手にフィットして、安定性もあり、なかなかの振り心地でした。☺
発表会後、一週間のお疲れ様休みが終わり、昨日から通常のレッスンが始まっています。
ステージでの演奏を経験すると、子どもたちはぐんぐん上達するものです。
一回一回のレッスンを大切に、楽しみながら、充実した内容のレッスンをしてまいりたいと思います。
来年は、何の心配もせずに、みんなで集まって発表会ができますように。🍀