朝霞市のピアノ教室 新井音楽教室|園児からシニアまで コンクール出場・音高音大受験対応

埼玉県朝霞市のピアノ教室 新井音楽教室では、幅広い年齢層の方に個々に合わせてオーダーメイドレッスンを行っています。

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♪音楽に寄せて♪

レッスンのひとこまvol.10・・・かわいい指番号🖐🏻💕

ブログ・・・レッスンのひとこまvol.10
秋の発表会でステージデビューをする4歳の生徒さん
レッスンをはじめましょう!と鍵盤に指をのせた瞬間♡
 
あらっ、かわいい💕
 
かわいい小さな爪に、きれいなピンクのマニュキアが!💕
 
そしてなんと!
マニキュアの上に、指番号が書いてありました〜〜🤚12345✨
 
(マニキュアは子ども用で、簡単にはがせるタイプのものでした。)
 
 
「指番号を間違えないように、娘が喜ぶ方法で工夫してみました!」
とお母様の素敵なアイディアです✨
 
 
ピアノのレッスンは、スイミングやバレエなどとは違って、お家での練習が欠かせない習い事です。
お子さんがお一人で練習できるようになるまでは、どうしてもお母様のお声かけ、サポートが必要になります。
 
お仕事を持つお母様も増えて、日々お忙しい中で、子どもたちの練習へのサポートは、本当に大変なことと思います。
 
でも、そんなふうに我が子の練習を見守ったり、一緒にお勉強したりできる時期は、本当に短い期間です。
 
子どもたちに寄り添える時間を大切に、
そして、ぜひご一緒に、今できることを楽しんでいただけたら・・・と思います🍀
 
子どもたちにとって、、、
♡ママの応援は 一番のエネルギー💪
♡ママの言葉は 魔法のことば🪄
♡ママの笑顔と褒め言葉は 最高の幸せ
です♪
 
 
私のお教室のお母様方は、皆さん、お家でのサポートに一生懸命協力してくださいます。
いつも感謝しております🍀
 
 
💅お母様のおしゃれなアイディア♡と
嬉しそうなお子さんの姿が、とても微笑ましく、
この日は、とてもほっこりとあたたかい気持ちになりました🍀
 
 
 

 
2022年09月01日 07:00

音楽の力⑤・・・ドヴォルザーク作曲「わが母の教え給いし歌」

音楽の力⑤・・・ドヴォルザーク作曲「わが母の教え給いし歌」

お庭にミニバラが咲いています。🌹
いろいろなお花が咲きそろい、楽しい季節です。

5月の第2日曜日は母の日ですね。


今日は母の日にちなみまして、
ドヴォルザーク作曲
「わが母の教え給いし歌」をご紹介します。

ドヴォルザーク(1841~1904年)はチェコの作曲家。
交響曲第9番「新世界」
(第2楽章は、♪遠き山に日は落ちて~のメロディー)や、「スラヴ舞曲集」などの作品がよく知られています。

「わが母の教え給いし歌」は、全7曲からなる歌曲集「ジプシーの歌」(作品55)の第4曲です。
歌詞は、チェコの作詞家アドルフ・ヘイドゥーク作詞
このチェコ語の詩を、ドヴォルザーク自身がドイツ語に訳して作曲。


「わが母の教え給いし歌」
堀内敬三訳

母が私に この歌を 教えてくれた 昔の日
母は涙を 浮かべていた

今は私が この歌を 子どもに教える時となり
私の目から 涙があふれ落ちる



この曲は、歌のメロディーが2/4拍子で、ピアノの伴奏は6/8拍子で書かれています。
楽譜上は難しいですが、メロディーはシンプルで、それはそれは美しい曲です。

どこか懐かしいような、あたたかいものに包まれて揺蕩っているような感じがします。
ピアノの装飾音が心地よいです♪


全7曲の歌曲集は、ジプシーの女性の語りとなって進みます。

「わが母の教え給いし歌」の歌詞には、
母から私に
私から子ども(「ジプシーの子どもたち」という訳もある)へと
脈々と続く深い愛情が感じられます。

 



🌹私の母は、いつも元気に歌を歌いながら家事をします。最近はピアノも弾いているようです。
小さい頃、春が近づくと、母が「春は 名のみ~の~」と歌いながら洗濯物を干しているシーンを、毎年見ていました。

今は、私も、春が近づくと、同じく♪早春賦を歌いながら洗濯物を干しています。(^^♪



💐「わが母の教え給いし歌」
ソプラノ:アンナ・ネトレプコ
ピアノ:ダニエル・バレンボイム 

https://youtu.be/KVYG2yZrmnQ




 

2022年05月08日 23:00

2022年🌸新年度のレッスン室から・・・その2

ブログ:2022年🌸新年度のレッスン室から…その2

🌱写真は、お庭で元気に咲き始めたオレンジ色のデイジーとゼラニウム🌱
 
 
🌸この春、レッスンを始めたばかりの生徒さんたち、4歳さんが多いのですが、まだまだ小さなかわいい手です🤚
 
正しいフォームで、無理なく、きれいな音でピアノが弾けるようなってほしいです✨
 
 
はじめてピアノを弾くとき、難しいのは親指の使い方です。
 
🎹ピアノの鍵盤の上にふわっと指を置いたとき、親指以外の4本の指は手の甲からまっすぐになりますが、親指は横を向いてしまいますね。
(親指の指の腹は、小指側に向くはずです)

簡単に申しますと、親指は、爪を外側に向けて横になったまま打鍵します。
レッスンが進むと、親指が打鍵する位置=タッチポイントも安定し、さらに複雑な動きもできるようになります。
演奏したい音に合わせて上下、左右、前後と自由に動かしながら打鍵できるようになっていきます。
 
 
ゲーム🎮では親指をたくさん使うようですが、ピアノを弾くタッチポイントよりも指の腹側を使うのかな、、、
そのせいか
初めて、親指でピアノを弾くとき
👎
こんな形になってしまうこともあります。
 
 
はじめてピアノを弾く小さなお友だちのために、フィンガーボードを作りました!
 
ブログ:2022年🌸新年度のレッスン室から・・・その2
💗ハートのフィンガーボード
 
 
ブログ:2022🌸新年度のレッスン室から・・・その2 
🐠水族館のお友だち🐟フィンガーボード
 
 
材料は
○抗菌まな板
○立体シール
○数字シール(指番号)

立体シールは、中央が少しくぼんでいるものが良いです。指先が安定します。
 
🎀ポイントは、親指をのせるリボンの形の立体シールです!
リボンのシールに親指をのせると、真ん中の線のところにちょうど爪が当たり、親指が自然に横向きにフィットして安定します。
 
真ん中が凹んでいるビーズやおはじきも試してみましたが、このリボンが一番自然な形にフィットしました。
 

ちなみに、私が使ってきたフィンガーボードはこちら

ブログ:2022年🌸新年度のレッスン室から・・・その2

御木本メソッドの製品で、正式名称はトレーニングボードと言います。
音大受験の経験者は、きっと一度は使ったことがあるのではないでしょうか・・・。

〇指と指の間を広げる
〇大きな和音を弾く時の手の形を整える 
〇各指の独立性・俊敏性を高める
〇指先の支えを強くする
ほか、様々なトレーニングが可能です。
私は、ある程度手が大きくなった生徒さんにおすすめしています。


レッスンのひとこま

ブログ:2022年🌸新年度のレッスン室から・・・その2 
🎀4歳のお友だち♡

 
「これ私の?」  
「かわいい!これ持って帰りたいなぁ♡」
「先生作ったの?僕もお家で作ってみるよ」
「お家でやりたいから、僕のも作って!」
 
みんな気に入ってくれて良かった~✨
 
楽しみながら、ポイントがしっかりと伝わった時は、私も本当に嬉しいです。

 
小さなお友だちのレッスンでは、特に
おもしろ〜い♡
やってみたい!
と、心が動く瞬間を大切にしていきたいと思います🍀
 
 

2022年05月06日 07:00

2022年🌸新年度のレッスン室から・・・その1

ブログ:2022年🌸新年度のレッスン室から・・・その1
☀️緑の美しい季節となりました🌳
 

連休中に、毎年恒例!花壇のお花を植え替えました🌿🌺🌼🌺🌿
 
写真は、冬から春まで咲いていたお花たち
これまで楽しませてくれてありがとう♡
パンジーとストックを、お部屋のあちこちに飾りました💐
 
 
 
遅ればせながら
🌸新年度のレッスン室から・・・
4月のお教室の様子をお伝えします🌸
 
まずは、
🎼2月〜3月に、皆さんに写譜してもらった楽譜を、台紙に貼ってレッスン室に飾りました。
みんなの作品展です!
 
ブログ:2022年🌸新年度のレッスン室から…その1
 
年中さん(現在年長さん)〜小学5年生(現在6年生)までの生徒さんの作品です。

皆さん、レッスンで弾いていた曲を写譜しました♪✍️
レッスン開始25分後の窓開け換気タイム5分間を使って写譜をしました。
 
🌱4歳以下のお友だちは、写譜よりももう少し簡単な課題を。
🌱中学生以上のお友だちは既に経験済みですし、換気時間もレッスンは中断せずに続き、60分レッスンでも、いつも時間が足りなくなりますので、今回は課題としませんでした。

 
🎼小節線や音符の棒もフリーハンドでサクサク書いてしまうお友だち、
丁寧に定規を使うお友だち、
様々でした。
🎼ト音記号や、音符の形にも個性が表れますね。
 
それぞれの楽譜に味があって⁈並べて見ていると、とても楽しいです😊
生徒の皆さんそれぞれのレッスン場面を思い返しながら眺めています。
連休中に、生徒の皆さん一人ひとりの今年度の課題を確認し、教本の選択やレッスンペースについて計画をたてました。
 
 
まだコロナ禍ではありますが、学校行事は形態を変えながら少しずつ動き出している様子です。
🌱小学校では、一年生を迎える会や、クラスの音楽係としてピアノを演奏したお友だち✨
🌱中学校では、今年も合唱コンクールの伴奏にチャレンジしたいです!と頼もしいお友だち✨
 
しっかりサポートしてまいります! 

今年度も一人ひとりのペースを大切に、それぞれの良いところがぐんぐん伸びていきますように🍀
 

 
2022年05月06日 07:00

レッスンのひとこま⑨🌸2月~3月の教室から🌸

ブログ:教室だより🌸2月~3月🌸

🌸桜満開の季節となりました。

この春、ご卒園・ご卒業を迎えられた皆さん、おめでとうございます。🌸

新しい環境でも、元気に充実した日々を送ることができますように。


卒園式のあと、レッスンに来た年長さんたちの言葉から・・・

🌸「ぼくねー、泣こうと思ってないのに涙が出ちゃった・・・」←名言です✨

🌸「担任の先生も卒園するから(寿👰)お別れ会の時、ピアノ弾いてあげるんだ~♪」

🌸「卒園式の時、幼稚園の先生泣いてたよ。ママも、なんだか最初から泣いてた。私は代表の言葉をいう代表さんだったから頑張ったよ!」

🌸「卒園式では泣かなかったけど、幼稚園の門のところ出る時、ちょっと目から涙が垂れてきたの。」

みんな興奮ぎみに話してくれました。
それぞれの言葉がとってもかわいくて♡素敵で✨なんて心がきれいな子たちなのかしら・・と、私も思わずほろっとしてしまいました。


2月~3月のレッスンを振り返りたいと思います。

2月~3月は、市内の感染者数も多く、特に子どもたちへの感染が増え、園閉鎖や各学校で学級閉鎖が多い時期でした。
オンラインレッスンを併用しながら、しばらくの間、レッスン室への入室は生徒さんのみとしました。
👇

🎹レッスンのひとこま 
👦「今日さ、ママいないからさ~、先生と僕と二人でがんばろうね~」

👩「うんうん、がんばろうね~」

私が用意していたセリフが先に来て・・・びっくりして、かわいくて☺
付き添いなしのレッスンは、ママたちの心配をよそに、皆さん意外にもスムースに進みました。💮

まだお家での練習が一人では難しい生徒さんたちには、レッスンの様子を撮影してお送りしました。


🌷年長さん園児の皆さんには、レッスンの曲に、卒園式で歌う曲や、小学校入学に向けて歌う曲を加えました。
簡易伴奏の楽譜を用意しました。
「卒園式のうた」も、最近では新しい曲がたくさん増えて、園によって様々です。
今年度の年長さんが歌っていた曲をご紹介します。

♪さよならぼくたちのようちえん
♪ありがとうこころをこめて
♪思い出のアルバム
♪おうえんありがとう
♪こころの花
♪believe

入学式に向けて「一年生になったら」と「ドッキドキの一年生」を弾き歌いします。


🌷小学校高学年の皆さんは、卒業式に歌う合唱曲と器楽合奏曲のピアノ伴奏をレッスンに取り入れました。
♪旅立ちの日に
♪最後のチャイム
♪器楽合奏「威風堂々」


🌷中高校生で、各学校の伴奏者に選ばれた生徒さんは、卒業式の合唱の伴奏や、高校選択授業の合唱発表の伴奏を、それぞれ立派につとめました。✨



🎼✏レッスン室で作品展
園児さんと小学生の皆さんは、レッスン中盤の25分経過時の窓開け換気タイムの間に、レッスンで弾いている曲を5線紙に書きました。
最初の4小節~6小節(年中さんは2小節)を写譜しました。
書き写すことで、あらためて楽譜をじっくりと見るようになり、新たな発見もあったようです。
久しぶりにト音記号を書いたら、何やらおもしろい形になって大爆笑の生徒さんも多かったです。🤣

🎹レッスンのひとこま
👇
大譜表の小節線を引く時に、初めて定規を使って線を書いた園児さん

👦「え~~!なんでこんなにまっすぐに線が書けるの~~!すごーい!」

(初めての直線✏📏を引いた感動の瞬間に立ち会えて光栄でした✨)


ほかにも、写譜をしながら、数々の名言が・・・


👧「スラーとタイって、なかよしだね。くっついてるけどーぶつかってない。」

👧「あー、作曲家ってすごいね~!これ全部書くんでしょ?すごいわ・・・」

👧「♯(シャープ)って、新井の井だね。」



それぞれ完成した楽譜は、きれいな台紙に貼ってからレッスン室の壁に飾り、作品展をします。
みんなの力作を、近日中に、こちらでもご紹介したいと思います。
どうぞ、お楽しみに。



🌸さて、いよいよ新年度が始まります。
すでに、コンクールと発表会の準備を進めています。

新しいお友だちもお迎えして、4月1日より新しいレッスン時間で進みます!

みんな元気に楽しくピアノを弾きながら、それぞれに大きな学びと成長がありますように。🍀







 

 

2022年03月31日 23:30

2022年🌸新春🌸

ブログ:2022年🌸新春🌸
あけましておめでとうございます。🎍

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年が、皆さまにとりまして素晴らしい一年になりますように。🍀


🌸今年は寅年🐅ですね。
「寅」の字の成り立ちは『演』
「演」は『延』から由来し、

「演技」という言葉は
「技(わざ)を延ばし、人々を魅了する」という意味があるそうです。

「演奏」という言葉にも『演』🐅が入っています。
寅年のパワーをいただいて、
今年も、生徒の皆さんとともに、美しい音楽をたくさん演奏したいと思います。🌸
2022年01月06日 07:00

2021年 ゆく年🐄くる年🐅

ブログ:ゆく年🐄くる年🐅

2021年のレッスンも無事に終えることができました。

💐教室生の保護者の皆さまには、子どもたちを見守り、レッスンにご協力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。


💐生徒の皆さん
今年も一年、よく頑張りました。

お気に入りの曲に出会えたでしょうか?
新しい作曲家に出会えたでしょうか?
発表会やピアノコンクール、合唱コンクール、園や学校の行事では、ステージで演奏する喜びを味わえたでしょうか?

みんなそれぞれ、大きな成長がありましたね。
私は、毎週のレッスンをとおして、皆さん一人ひとりのご成長に寄り添えることをとても幸せに思います。
生徒の皆さんが、ピアノを楽しみながら、しっかりと上達していくことができるように、これからも自己研鑽に励んでまいります。

コロナ禍で、まだ制限の多い生活が続きますが、
できないことを嘆かずに、今できることに喜びを持って取り組んでまいりたいと思います。


今年も、たくさんの方々にホームページをご覧いただきました。
ありがとうございました。
また、たくさんのお問い合わせも、ありがとうございました。

これからも、皆さまにお楽しみいただける情報を発信してまいりたいと思います。
🏡レッスン室の雰囲気をそのままに、居心地のよいホームページになるよう心がけてまいります。


2022年は寅年🐅
もっとも運気が強いといわれる「五黄の寅」、開運の年とのこと✨

どうぞ皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。🍀

 

2021年12月31日 07:00

音楽の力④・・・カタルーニャ民謡 「鳥の歌」

ブログ:音楽の力④・・・カタルーニャ民謡「鳥の歌」

🎄メリー・クリスマス♪
みなさん、楽しいクリスマスをお過ごしでしょうか?
 
写真は、園児の生徒の皆さんへの小さなクリスマスプレゼントです。
それぞれ練習中の教本の内容に合わせた音楽ワークを作りました。
冬休みにチャレンジしてみてくださいね!
表紙はシールを貼って、キラキラにしました✨
「ありがとう〜♡」と喜んでくれるみんなの笑顔が、とっても嬉しかったです。
 
 
 
さて、今日は、音楽の力④として
カタルーニャ民謡の「鳥の歌」をご紹介します。

ブログ内の「音楽の力」シリーズ
①「クレモナのヴァイオリン」 (2020年10月5日)
②「小さな空」(2020年12月25日)
③「虹」(2021年7月5日)​​​​​​

に続いて4曲目のご紹介です。
 
 
「鳥の歌」は、チェリストのアンコールピースとして演奏されることが多い曲ですが、
もともとは、
カタルーニャで歌い継がれてきたクリスマス・キャロルです。🔔
 
スペインのカタルーニャ地方に生まれたチェロの巨匠
パブロ・カザルス(1876年〜1973年)が、この曲をチェロの独奏曲として編曲し、
コンサートの最後に必ず演奏したことから、世界中の人々に広く知られるようになりました。  
 
(新井音楽教室の生徒さんは、2018年の発表会で聴いていますね☝️
ゲストのチェリストに演奏していただきました。)
 
 
私が初めて、カザルスの「鳥の歌」を聴いたのは、こちらのCDでした。
ブログ:音楽の力④・・・カタルーニャ民謡「鳥の歌」
  
クラッシック好きの方は、お持ちの方も多いと思います。
カザルスが、1961年にアメリカのケネディ大統領に招かれ、
ホワイトハウスで演奏した時のライブ録音です。
 
カザルスが唸りながら奏でる深く美しいフレーズに、いつも最後まで聴き入ってしまいます。
チェロが歌っているかのように、楽器が息をしているかのように聴こえてきます。
 
https://youtu.be/upd7U_dvfvU
 
🎄クリスマスキャロルにしては、なんとも物悲しいメロディーですが、
一年を振り返るこの季節に聴くと、心が洗われるような気がします。
 


ブログ:音楽の力④・・・カタルーニャ民謡「鳥の歌」 
カザルスは、チェロの近代的奏法を確立した20世紀最大のチェリストです。
 
祖国を愛し、音楽を通しての平和活動家としても有名です。
 
カザルスの生きた時代は、二度の世界大戦とスペインの内戦が続き、祖国は激動の時代でした。
 
ちなみに、同じスペインに生まれ、同じ時代に活動したパブロ・ピカソ(1881年〜1973年)もまた、絵画作品を通して世界平和を願った芸術家です。
(1949年に製作された「鳩」により、鳩が平和の象徴になったとも言われています。)
 
 
カザルスが94歳の時に、ニューヨークの国連本部において行ったスピーチと演奏は、多くの人々の心に残るものでした。
(今年は、BTS🇰🇷の登場に驚きましたね)
 
https://youtu.be/nijYeBsWNWk
 
(↑この動画は、映像と音が編集されています。
実際はスピーチのあとに演奏が続いたという記録があります)
 
 
カザルスのスピーチ(一部抜粋)
 
「私の故郷カタルーニャでは、
鳥たちは、空を飛びながらこう歌います

『peace!peace!(平和)と・・・』

このメロディーは、バッハやベートーヴェンや、すべての音楽家が愛した音楽です。
そして、私の民族カタルーニャの魂なのです。」
 

 
カザルスの国連でのスピーチを知ってから
私は、小鳥の声を耳にするたびに、
🕊「peace って聴こえるかな?」
と耳をすませています。🍀
 

2021年12月25日 07:00

レッスンのひとこま⑧🌳🦊何狩り?

ブログ:レッスンのひとこま⑧


🎄クリスマスの飾りつけをしました🔔
 
大人になっても、ツリーを飾るのは楽しいですし、クリスマスシーズンはウキウキしますね✨
 

今年は、アドベントクランツを手作りしました🌿🥀🕯
キャンドルの灯りに癒されます♪
 
ブログ:レッスンのひとこま⑦
 
 
教室の生徒の皆さんも
「サンタさんにお願いするプレゼント🎁決まったよ!」
と教えてくれます。
みんな純粋な心で、お目々がキラキラしています✨
 
 
さて、久しぶりに
🎹「レッスンのひとこま」です。
 
今の時代、ピアノの教本は本当にたくさんのシリーズが出版されています。
まだまだ新しいものが増え続けています。
 
教本=メソッドの場合もありますし、教本の選択はとても重要と考えますが、ピアノのレッスンで大切なことは教本の組み合わせ方、使い方にあると思います。
  
私の教室では、はじめての教本は生徒さんの年齢や、レッスン経験の有無等によりそれぞれ異なりますが、
導入課程の教本を終えると、
私が基本3セット📚と呼んでいる教本の組み合わせに進みます。
 
📚
○ヴァン・ド・ヴェルドの「ピアノのテクニック」
○プレ・インヴェンション
○ブルクミュラー(英語読みだとブルグミュラー)25の練習曲
 
 
園児さんからレッスンをスタートした場合、3年目にはこの3セットに入っていることを目標にしています。
(年中さんからレッスンを始めて、お家でたくさん練習するお友だちは、年長さんの時には3冊そろうこともあります。)
ゆったりペースでレッスンしたいお友だちには、他のセットもご用意してあります。
みんなそれぞれに伸び時があるので大丈夫です!

この基本3セットとともに、
クッペさんや、チェルニーさんの練習曲集等を
そして
いろいろな国々の🌏いろいろな時代の、様々な様式の曲をバランスよく弾いていきます。
 
🇺🇸ギロックさん、キャサリン・ロリンさん
🇷🇺チャイコフスキーさん、カバレフスキーさん
🇩🇪グルリットさん、シューマンさん
🇯🇵湯山昭さん、平吉毅州さんほか邦人作曲家
 
などなどの作品を楽しみながら、レパートリーを広げていきます。
ピアノが弾けることに自信がついていく頃でもあります。
 
小さな生徒さんのレッスンでは、私は作曲家の名前を「さん」づけで呼びます。
「この曲は、バッハさんが書いた曲ですよ!」
とお話しすると、
偉大な作曲家も、親しみのある身近な人に感じられます。

 


🎹今日はブルクミュラー25の練習曲のレッスンでのひとこまです☝️
 
曲名がついている曲を弾く時は、生徒の皆さんに、その曲名について問いかけます。
曲のイメージをふくらませて弾くことは楽しいですし、演奏の表現も豊かになります。
 
 
「狩り」をレッスン中の会話です。
ブログ:レッスンのひとこま⑦

印象的だったやりとりを、いくつかご紹介したいと思います。
 
 
👩‍🏫「狩り」ってなにか知ってる?

🙋‍♀️「やったことあるよ!りんごがり🍎」
 
 

👩‍🏫「狩り」は、ある動物に乗って出かけます
さてどんな動物でしょうか?
ヒント、右手が弾く音はその動物の足音です

🙋‍♂️「牛とか?🐂」
 
(闘牛士が闘う牛さんをイメージしたとのこと←右手は闘わないで軽く弾きましょう!)

 
👩‍🏫さて、「狩り」は、どんな動物をつかまえに行くのかな?

🙋‍♀️「たぬきかな?
♪せんばやまにはたぬきがおってさ〜、それを猟師がてっぽうでうってさ、煮てさ、焼いてさ、食ってさ〜・・・こわー」
 
(最近では、たぬきのほか、くま、ぶたと答えたお友だちもいました(^^; 🐻🐖)
 
 
 
👩‍🏫「そうそう、日本では、たぬき狩りとかさ、うさぎ狩りとか聞いたことあるね」

急に悲しい表情になり
👧「私、うさぎ飼ってるんだけど‥」
 
 

🌳馬に乗って出かける狩りは、日本人の私たちにはイメージが難しいですね。
ヨーロッパ、特にイギリスでは、キツネ狩りが貴族の娯楽の一つであったようです。
フランスやイタリアの一部の地方でもキツネ狩りを楽しむ習慣がありました。
古い映画や絵画にも、キツネ狩りのシーンが見られます。
(近年は、動物愛護の精神から禁止されている)
お肉を食べるための狩猟ではなく、
きれいに着飾った人たちが、馬に乗り、猟犬を連れて、森や野原に出かけます。
狩りと言っても、銃や武器を使わず、グループでキツネを追いかけて走ることを楽しんでいたようです。

キツネ狩りをイメージしたあとは、
左手の和音で始まる序奏は、狩りに出発するファンファーレのイメージで!📯
曲の終結部、コーダのに入るところにも、この和音の連続が出てきます。
📯狩りの仲間に合図を送るためのホルンの音と言われいています。
ハ長調からイ短調に転調する中間部のところは、「ここはどんな場面かな?」と
生徒の皆さんにストーリーを作ってもらいます。
 

 
「狩り」は、
ブルクミュラーの他にも
グルリット
シューマン
メンデルスゾーン
リスト
といった作曲家も同名のピアノ曲を書いています。
 
いずれも八分の六拍子🎶🎶で駆け抜けます
 🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳
 
 
 
 
 
 

2021年12月06日 06:00

ショパン国際ピアノコンクール・・・ その2

ブログ:ショパン国際ピアノコンクール・・・その2
🏡お庭の花壇のお花を、秋冬のお花に植え替えました。🍁🍃🌼
 
思い起こせば、ガーデニングを始めたのは娘が生まれてからのこと。
最初は小さなプランターにお花を植えて楽しんでいました。🌷
 
そして、季節ごとに、いろいろなお花を育てるようになり、それぞれのお花の特性もわかるようになりました。
太陽☀️が大好きなお花、木陰を好む🌳お花、お水がたくさん必要なお花、乾いた土を好むお花‥。
みんな違って、でもそれぞれの場所で美しく咲いてくれます。
 
人間も同じですね。
みんなそれぞれの個性、持ち味、良いところを持っています。
レッスンでは、みんなの個性を大切に、それぞれの良いところがさらに伸びていくように♡いつも心がけています。
 

🍁🍃🌼 🍁🍃🌼 🍁🍃🌼 🍁🍃🌼🍁
 
 
9月に発表会を終演して落ち着いてからは、
第18回ショパン国際ピアノコンクール(10月2日〜23日)の配信を視聴することに夢中でした✨
(ショパンコンクールについては、10月4日のブログにも書いています)
 
コロナ禍では、ピアノ指導法の講座も配信で受けることが多くなり、時にはクラッシックコンサートの配信も視聴しますが、今回ほど、興味深く、長時間にわたって視聴した配信はありませんでした。
 
ショパンコンクールは、ポーランド国民の英雄ショパンを讃え、伝統的、正統派の演奏が良しとされてきたコンクールと認識していましたが、今回のコンテスタントは、なんとも個性的で〝新しい”演奏✨と感じるピアニストがたくさんでした。
 
特にファイナリストは、それぞれの国民性も垣間見え、今風に言うとキャラが濃く⁈、まるでドラマを観ているようなワクワク感がありました💕
 
三次予選からファイナルまでの間は、リアル「蜜蜂と遠雷」※か?
それ以上のストーリー、いえドキュメンタリーでした✨
(※恩田陸の著書、浜松国際ピアノコンクールを取材して書き上げたという音楽小説)
 
 
7時間の時差があるため、夜中の配信も多く、数週間、寝不足でした😅が、あらためて
「この選曲、良い❣️」
「おー、そのテンポで弾く〜?」
「え?その運指もありか〜😲」
「そんなきれいな内声があったのね〜♡」
と、新しい発見もたくさんあり、眠気も感じないエキサイティングな日々でした。
 
プログラミングについて、ホールで美しく響く音を奏でるためのタッチについても、深く考えさせられました。
ホールでしか聴こえない響きもありますが、想像力を働かせながら、配信でも響きの違いは聴き取れます。
配信の視聴ではありましたが、学ぶことがたくさんありました。(いつか、ワルシャワフィルハーモニー🇵🇱で聴きたいです‥🛩)
 自分の演奏にも、生徒の皆さんのレッスンにも生かしていきたいと思います。
 
 
今回のファイナリストの演奏は、とにかく表現が大きくて主張が強い!と感じました。
それも、思いつきの主張ではなく、とことん研究し、深く考えぬいて準備した主張です。
ショパンの解釈が云々と言う前に、
私のショパンはこうなのです♫どうですか?
と迫ってくるような演奏に、新しい時代を感じました。
 
クラッシックの演奏は、とかく
楽譜に忠実に、作曲家の意図したことを読み取って、、、と言われてきましたが、
(もちろんこれは永遠に大切なこと)
🍀これからの人たちは‥
自分の考えを、ことばで表現することと同じように
自分の音色を持ち
自分のうたい方で演奏する力が、より求められてくると思います。
その音色とうたい方が、聴く人の心に、より深く響くものが名演となっていくのでしょう。🍀
 
 
🏆ファイナリストの演奏から、特に印象深く、心に残った演奏をご紹介します。
3次予選を一番楽しく興味深く聴いたからか、ほぼ3次予選からとなりました。
⭐️は新井のコメント😉
 
 
💐
ブルース・リウ(第1位)🇨🇦
3次予選の最後の曲
モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の『お手をどうぞ』による変奏曲 
変ロ長調 op.2

⭐️ vivid!ショパンの変奏曲にこんなに面白い⁈曲があったんだ!キレッキレでワクワク、これぞ変奏曲✨
演奏は自由奔放なのに、審査結果を待つ間のファイナリストのフリートークの場面では、末席に物静かに座り、英語に不慣れな中国のハオ・ラオ君に寄り添ってずっと通訳をしていた姿が‥✨誠実なお人柄を感じました。
 
3次予選のプログラム
マズルカop.33 No.1〜No.4
ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35
モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の『お手をどうぞ』による変奏曲 変ロ長調 op.2
https://youtu.be/TQ0jPLuRGlk
 
 
💐 
②アレクサンダー・ガジェヴ(第2位、ソナタ賞)
イタリア🇮🇹/スロベニア🇸🇮
3次予選の最後の曲
ソナタ 2 変ロ短調 op.35

⭐️とにかく響きが豊かで音色が美しい✨せつないメロディーがまっすぐ心に突き刺さって苦しくなるくらい
 
3次予選のプログラム
幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
マズルカop.56
⭐️ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35
https://youtu.be/W3xxKyCdI2g
 
 
💐
反田恭平(第2位)🇯🇵
3次予選で演奏した小曲
ラルゴ “神よ、ポーランドをお守りください” 遺作

⭐️この曲は以前から、私のお気に入りのレパートリー✨ソナタ2番と英雄ポロネーズの間にはさむプログラミングが😭
遺作集に入っているので、中高校生の生徒さんにお薦めすることもあります。大きな和音をきれいに響かせる練習にもなります。
(豆知識: この曲は、ショパンが少年時代にポーランドの教会でオルガン伴奏をしていた聖歌であり、フランスで当時を思い出して作曲したと言われる)
 
3次予選のプログラム
マズルカop.56
ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35
⭐️ラルゴ “神よ、ポーランドをお守りください” 遺作
英雄ポロネーズ 変イ長調 op.53
https://youtu.be/cUYhuowL3c4
 
 
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小林愛実(第4位)🇯🇵
3次予選
24の前奏曲 op.28

⭐️凄まじい集中力!身体も手も小さな彼女がどれだけ努力を積み重ねたかと思うと😭
24曲最後のDの音、入魂の響き✨
 
3次予選のプログラム 
マズルカop.30
24の前奏曲 op.28
https://youtu.be/NzDkiXpAbGs
 
 
💐 
⑤エヴァ・ゲヴォルギアン(最年少の女性ファイナリストへの特別賞)
ロシア/アルメニア🇦🇲
1次予選
エチュード イ短調 op.25-11

キラッキラの演奏!人を惹きつける演奏、天才的✨演奏中に椅子から腰を上げて空気椅子状態に浮遊する時間の長いこと😲体幹強いね
 
1次予選のプログラム
ノクターン嬰ハ短調 op.27-1
⭐️エチュード イ短調 op.25-11
エチュード イ短調 op.25-4
スケルツォ 第4番 ホ長調 op.54
https://youtu.be/iCmrETgdTq8
 
 
 
💐ショパントークから審査結果発表
https://youtu.be/pwp_nEFyiiw
 
 
 
💐入賞式とガラコンサート 第一夜
なんと、ファイナル最終日の審査結果の翌日から、三日間連続でガラコンサートが行われていました。
入賞者全員の演奏を聴くことができます。
https://youtu.be/hUUX7I-7Acg
 

 
2021年11月08日 07:00

新井音楽教室

教室概要

所在地
〒351-0011
埼玉県朝霞市本町1-38-38
電話番号
048-465-8978
レッスン時間
月曜日~金曜日
14:00~22:00
大人の方は平日の午前中もレッスン可能
土曜日
9:00~12:00
14:00~22:00
定休日
日曜・祝日

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