発表会 2020.11.3・・・その2
新井音楽教室の発表会では、例年、プログラムの一番最後に、出演者全員の集合写真を撮影していただくのが慣例です。でも、今年は残念ながら、集合写真も難しいご時世になってしまいました。
そこで考えた新しいスタイル!
「集合しない写真」です。
学年ごとに、または年齢の近い少人数のグループに分けて「集合しない写真」を撮影しました。
スタッフが舞台袖から撮影した写真があります。
小学1年生8名のグループの撮影シーンです。
この1年生メンバー、それぞれに自分の世界を持っていて表現力も豊か、とても活発なお子さんたちです。
①まずは、マスクをつけたまま並びます。
(事前に立ち位置を決めて、お知らせしておきました。今年は、生徒の皆さんは舞台裏を使わずに、ステージ左右に取り付けた階段を使ってステージに上がりました。)
②写真撮影の直前にマスクを外して、足元においた小さな箱に入れます。
③マスクなしの笑顔で撮影!
(撮影後、速やかにまたマスクを着けます。)
マスクを着けたり、外したり、面倒なことに嫌な顔もせずに、さささっとできる一年生は偉い!と本当に感心しました。
「みんな偉いね。ちゃ〜んとマスクをたたんでお箱に入れて。ほんとに偉いわ!」という私のつぶやきが、しっかりとビデオに録画されていました。😅
何より驚いたことは、マスクを外した時、誰一人一言もおしゃべりしなかったことです。
感心しながらも、みんなお利口にマスク生活を受け入れている健気さに、切なさも感じました。
子どもたちがのびのびと何の心配もなく過ごせる日々が、一刻も早く戻ることを願わずにはいられません。🍀
すでに、写真屋さんからお写真が届いています。
みんな、とっても素敵な笑顔でした!
久しぶりにマスクなしの皆さんの笑顔を見ることができて、とても嬉しいです。
一つのことをやり遂げたあとの子どもたちの清々しい表情ほど、素敵なものはないと思います。
様々な制限のある生活であっても、子どもたちは心身ともに大きく成長しています。
大人にとっての一年と、子どもたちにとっての一年には大きな違いがあります。
年に一度の発表会は、そんな子どもたちの成長をみんなであたたかく見守り、みんなで喜び合う場であってほしいと願って開催してまいりました。
今年は入場者数を制限し、ご家族のみのご来場であったにもかかわらず、子どもたちの演奏に向けられる会場の拍手がとても大きく響いていました。
グループごとの写真撮影では、撮影が終わるたびに、会場からまた大きな拍手が沸き起こりました。
これには、とても感動しました。
子どもたちをみんなで見守り、大きな拍手で応援してくださる保護者の皆さまのあたたかさを、ひときわ感じる空間でした。
心から感謝いたします。🍀
その3につづく・・・
2020年11月10日 08:00