🎁音楽の力⑦・・・🎄オペラ<ヘンゼルとグレーテル>より「夕べの祈り」🌟
🎄メリー・クリスマス♪
子どもたちは、サンタさんからのプレゼントに大喜びの朝を迎えたことでしょう🎁
今日は、クリスマス・シーズンにふさわしい♪私の好きな曲を、ご紹介したいと思います。
音楽の力⑦
フンパーデインク作曲
オペラ〈ヘンゼルとグレーテル〉より
「夕べの祈り」🌟
上の写真は、〈ヘンゼルとグレーテル〉のスコアの表紙です。
今年もまた手作りしましたアドベントクランツと一緒に並べてみました✨🌿🕯🌿
ブログ内の「音楽の力」シリーズでは、
①「クレモナのヴァイオリン」 (2020年10月5日)
②「小さな空」(2020年12月25日)
③<詩人の恋>より「美しい五月に」(2021年5月24日)
④「虹」(2021年7月5日)
⑤カタルーニャ民謡「鳥の歌」(2021年12月25日)
⑥「我が母の教え給いし歌」(2022年5月8日)
に続いて7曲目のご紹介です。
(しばらく、③の「美しい五月に」を入れるのを忘れていました_(._.)_)
日本では、クリスマスシーズンに多く演奏される曲として
○チャイコフスキー作曲 バレエ〈くるみ割り人形〉
○ヘンデル作曲 オラトリオ〈メサイア〉
○ベートーヴェン作曲「交響曲第9番」(←こちらは、クリスマスというよりも年末恒例でしょうか・・・)
などがあげられます。
ヨーロッパでは、オペラ〈ヘンゼルとグレーテル〉も人気の演目と聞きます。
このオペラの原作は、ご存知のとおり、グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』です。
原作は、継母だし、こわいし、あまりにも辛いお話ですが、
オペラのストーリーは、ハッピーエンドなので安心です♡
演出にもよりますが、お菓子の家に住む魔女の登場シーンはドキドキワクワクします♪
通常、魔女役はメゾソプラノですが、テノール歌手がキャスティングされた時などは、コミカルでおもしろいです🧙♀️
「夕べの祈り」は、全3幕のうち、第2幕の最後の場面で歌われます♪
第一幕
🏠🧹両親が留守の間、お手伝いをさぼり、ヘンゼルとグレーテルは、箒を持ってふざけて踊っているうちに大切なミルクの入った壺を割ってしまいます。
それを見つけて怒ったお母さんは、
「森にいちごを摘みに行って来なさい!」と二人に仕事を与えます。
第二幕
🌳森に行っても、二人は、遊びながらいちごを摘みます。そのうち、あたりは暗くなってしまい、道に迷ってしまいます。
その時、暗闇の中に小さな光が差し、
眠りの精(妖精)が現れます。
眠りの精はキラキラの砂を撒きながら、
子どもたちに魔法をかけます。
「私は小さな眠りの精🧚
ぐっすり眠って素敵な夢を見て!」
と歌い、子どもたちを眠りへと誘います。
この曲もとっても可愛くてきれいな曲です✨
そして、ヘンゼルとグレーテルは、森の中でお祈りをしながら眠りにつきます🌳🌟
この場面で歌われる曲が「夕べの祈り」です。
🌳森の中で眠りにつく二人のまわりに、14人の天使が舞い降りて幕が下ります。✨👼
とても幻想的なシーンで、
音楽は清らかで美しく
聴いていると心が洗われるようです✨
🌟夕べの祈り✨
眠りにつくと 14人の天使たち
二人は頭に
二人は足下に
二人は右に
二人は左に
二人は見守り
二人は前に(私を目覚めさせる)
二人は私を導く 夢の世界へと(天の楽園へと)
オペラ〈ヘンゼルとグレーテル〉はこれまで(コロナ禍前)、新井音楽教室の発表会「連弾コーナー」で2回ほど取り上げました。
「夕べの祈り」は、わかりやすい言葉に意訳して、みんなで歌いました。
オペラ〈ヘンゼルとグレーテル〉
「夕べの祈り」の場面が、YouTubeにあがっていたのでご紹介します。
ヘンゼル・・・ファスベンダー(メゾソプラノ)
グレーテル・・グルべローヴァ(ソプラノ)
(二人ともDIVAとして全盛期の頃ですが✨
表情や動きはヘンゼルお兄ちゃんと、妹グレーテルそのものです👭)
↓
https://youtu.be/96pW-o2tzjA